全身麻酔で親知らず抜いた人の話
突然ですが親知らずの抜歯について書きたいと思います
なぜこのタイミングなのかというと全身麻酔して親知らず含め5本抜歯した日から一年経ったからです
まぁ私はあろうことかほぼ全ての方法で抜歯の体験があります。
そこで
①普通にそのまま抜歯
②静脈鎮静法
③全身麻酔
についての個人的な体験記を書きます。なにかの参考になれば幸いです。
通常抜歯(局所麻酔)
単純に局所麻酔して健康な永久歯や親知らずをぶち抜きます。
麻酔は歯茎にぶっ刺すわけですがそんなに身構えなくても大丈夫です。
少なくとも他に比べりゃマシです。
ただし精神的にキツイものがある
何って術中は意識がちゃんとあるので抜歯するときのGはかかりまくるし辛いのなのんの
とにかく抜歯する対象をぐいんぐいんしながら抜いていくわけですからもう気分は最悪です。
私はこれを矯正してる期間に歯並びを治すために健康な犬歯を左右で1本ずつ抜歯しました。痛くはないんだけど圧力がとにかくすごかった。まぁでもいつの間にか抜けてましたけど
術後は麻酔が無くなると相当の激痛が走った記憶があります。ロキソニンを頼りに何とか乗り越えましたが本当に辛いです。
静脈鎮静法
なんぞこれ?って思う人も多いでしょう
普通に生きてれば存在を知らずに一生を終える人が居てもおかしくはない
私は上の埋没親知らずを抜くために静脈鎮静法で取り出しました。
早い話、静脈に麻酔?みたいなのを打たれる後、なんか眠くなるのでその間にあれこれしてしまおうというものです。
これをやるメリットは「手術中の記憶が一切ない」
そのため何をされたのかわからず起きたら知らない天井見てましたね
最初に注射するだけで痛くも無いし一番オススメです。
私は単純に埋没歯だったので歯茎に電メスで切り込んでるのでその分痛かったですが
痛みが後から来るのは仕方ないと思ってください。ロキソニンで何とかしましょう。
あーでも一応デメリットはあります。
静脈鎮静法を行うためには血液検査と尿検査が必要です。それも確か術前3ヶ月の期間で行われたものですね。なのでそこそこ通院する必要があります。
それでも普通に抜くよりかはメンタル的にマシです。
全身麻酔
文字通り全身麻酔です。
私はまさかの歯関係で全身麻酔を初体験しました。
当初は下の埋没親知らず2本の取り出しだったはずが気づいたら5本なくなってました。というのも5本とも全部埋没歯だったんですね。親知らずとその隣の出てきてない永久歯を取り除いたわけです。
全身麻酔をするにはやっぱり検査が必要で面倒くさいです。血液検査、尿検査と心電図、肺活量の検査、術前術後の尿検査、採血などなど
もちろん5日〜7日くらい入院するはめになります。お金もかかります。
まぁでも5本歯を歯茎から取り出すとなると時間かかりますし結構な距離歯茎を切るので全身麻酔以外に方法は無かったですね。局所麻酔じゃ辛いでしょう。
もうこっからはただの体験記なのですが当然手術中の記憶はなく気づいたら知らない天井を見てました。痛いのは最初に打たれる筋肉注射。本当に痛いです。
何より術後が辛い。流動食しか食べれませんでした。
そして5本も歯茎から取り出すと空洞ができてしまいます。そこに菌が入らないようにガーゼを入れるわけですが手術直後は60cmのガーゼが歯茎の中に入ってました。60cmですよ?ありえなくないですか?当然そのガーゼも交換しに行かないとなので長い間1週間に一度わざわざ取り替えに行ってました。面倒くさいこと限りない。
普通の親知らずならこんなことにはならないのでご安心を。
ただ私の場合、親知らずが埋まってることによる膿疱症の拡大が懸念されたので一気に取っただけです。膿疱症はレントゲンで判断できるのでたまには口内のレントゲン撮ることをお勧めします。まるーく線が入ってたらそれが膿疱です。
まとめ
以上つらつらと書いてきましたが一番オススメするのが静脈鎮静法となります。多少はお金かかるみたいですが精神的負担は軽いです。
終わり