日本人のロボット化

唐突に思ったことを書きなぐるシリーズ。

 

表題通り、日本人の育児傾向が大変なことを巻き起こしそうな予見をここに記します。

 

私は隙あらば人間観察を始めてしまうような奴なんですが、思わぬことに気づきました。

 

子供に自分の電子機器を持たせて放置してる親が割と多いことです。いつしか日本人は育児さえ機械に任せるようになってしまっていた。

街中に出掛けたりするとよく見かける光景なんですね。まぁ、明らかにやばいじゃないですか、日本の将来が。

 

日本の育児環境は言うまでもなく劣悪であり、親が直接的に子供に接する機会というのはここ10年で激減してると感じます。単に、景気が悪く共働きしている家族が多く、肉親に直接育てられている子供の数というのは、減ってきていると感じます。

このまま育児をスマートフォンに、いやこれからは人工知能を持ったロボットたちに任せる時代が来てしまう。ロボットメーカーなどからしたらいいニュースかもしれません。ロボットに育てられた子供はどうなってしまうのでしょうか。あんまり想像したくないですが。

 

子供の絶対数というのが少なくなりつつある異常な国家であることから、育成環境というのは段々と圧縮されていきます。既に子供を持つ家庭よりお爺さんお婆さんの方がよく見かけますよね。つまり、子供の数は減って、子供に対して直接関わり合う家庭が減っていきます。するとどうでしょう、世代を経るごとに所謂ロボットに育てられた日本人は多くなります。これから先100年後には、結果的に人工知能が支配する国として存在するようになるかもしれない。

 

人間がプログラム化、つまり自動化して画一化するのが悪いことなのでしょうか。日本国の人口があと10年足らずで1億を切ることに何か問題があるのでしょうか。

このブログでもしょっちゅう少子化について書いてますが、少子化が悪いこととは決して思っておらず、ただ日本が消滅する未来があるとしか言いようがありません。

 

ロボットに生み出されていく人間は、やがて他の劣等種を淘汰する事になります。人間が同じく、他の動物を排除したように。人工知能が世界を征服することはありませんが、人工知能に育てられた人間が世界を征服しない根拠は残念ながら無い。我々は淘汰される運命にあるかもしれません。

それは少子化が過激に進んでいる日本国においてはそう遠くなくなっています。画一化された民族は、果たしてそれは民族と呼べるのか。

 

スマートフォンによる新たな人体実験は、既に始まっていたのです。