【DQR】シャドバ民が書くドラゴンクエストライバルズのプレイ感
この記事では(自称)本格スマホカードバトル「Shadowverse」をやっていた筆者がドラゴンクエストライバルズをやってみた感想と比較を述べる記事です。
カードゲームに関しては初心者とさほど変わりません。
シャドバからDQRに移った人も多いでしょう、これから移るという方にも参考になるような記事に成れば幸いです。
それでは早速
全体のプレイ感
UI周りの説明から行きたいと思います。ハースストーンやシャドウバースとは違い、縦ではなく横にリーダーが配置されてます。そしてユニットは2列配置です。
あ、ユニットというのはシャドバで言うフォロワーのことです。シャドバではフォロワーの配置は自動的に古い方が左になりますが、DQRでは自分でどこに置くか決められます。
DQRでは3×2で6体まで並べられます。当然、前列と後列があります。
この配置によってブロックやウォールが発生します。この辺は詳しく説明しませんので公式サイト見て下さい。
この配置が割りと大事で、前列の処理が得意であれば後列の処理が得意であるリーダーがいます。リーダーそれぞれの特色でその辺も書きます。
また縦1列、横1列で処理できる特技もあり、如何に配置で試合展開が変わるかがわかると思います。
DQRでは、リーダーに攻撃力が発生すればその時点でリーダー自身が殴れます。テリーがそれを得意としていますが、武器を装備することでリーダーが相手のリーダーまたはユニットに攻撃できます。リーダーがユニットを攻撃した場合、そのリーダーは反撃を受けます。ハースストーンをやっている人は慣れているんじゃないでしょうか。武器にも攻撃値と耐久値があり、耐久値が2となっていれば、2回その武器で殴ることが可能です。
自分が持てる手札の最大枚数は10です。今のところ手札枚数で不便に感じたことはないのでシャドバのように最大枚数が変わることはないでしょう。
カードとは別にテンションというシステムがあります。1ターンに1回、1マナを消費して貯めることも出来るテンションですが、3回貯めるとリーダー固有のテンションスキルを0マナでプレイできます。
後攻になると、既に2回テンションが溜まった状態でゲームが始まります。当然進化システムなんてありません。ハースストーンのヒーローパワーの代わりみたいなもんです。
先攻後攻の話が出たのでマリガンについて。先攻は3枚マリガン、後攻は4枚マリガンです。マリガンというのは最初の手札を見て1回だけデッキに返して初手カードを変えることが出来るシステムです。マリガンというのは人の名前です。
つまり先攻は初手3枚、後攻は4枚です。ここは実質シャドバと同じですがマリガン枚数が違うということです。ハースストーンのようにコインはありません。
リーダーのHPは25です。シャドバは20、ハースストーンは30なのでその間をとってます。故に標準スタッツはシャドバより高く、1/2/2 2/2/3 3/4/3 4/4/5のようになっています。なお高コスト帯のカードパワーは相変わらずシャドバがぶっちぎっています。
シャドバに比べると、戦闘自体に3DCGを用いてるためかなりもっさりした印象を持つと思います。また、カードプール自体がコントロールよりなのもあって試合時間は比較的長い印象です。なので、通勤中にちょっとやるというよりは家でゆったりやるのがオススメです。あくまでもおすすめですが。
あとターンエンド確認が実装されていないので(11/8現在)気を付けましょう。テンション上げ忘れとかめっちゃやってしまうと思います。あるあるです。
各リーダーの特徴
ここからは個別のリーダーについてシャドウバースと比較して述べていきたいと思います。残念ながらハースストーンはやってないのでそことの比較は他の人に任せます。
テリー
シャドバにはない武器システムを主に扱うリーダーです。テンションスキルは自分に攻撃力+3と貫通を付与するものです。今ではアグロ〜ミッドレンジデッキが強く、環境に居座ってます。武器システムが削りきるデッキに貢献していて、かなりカードゲーム初心者でも扱いやすいリーダーなんじゃないかなと個人的に思ってます。
闘技場でも強いリーダーと言われています。リーダーが殴りやすいというのはやはり強い点なんじゃないでしょうか。
ゼシカ
特技カードが豊富で、それに伴う副次効果を狙うリーダーです。テンションスキルは相手のリーダーかフォロワーに3点をぶつけるというもの。バーンカードとAOEが豊富で、バーンデッキもコントロールデッキも組みやすくなっています。におうだちがいても直接顔を狙える特技カードと合わさってアグロデッキが今のところ主流です。
シャドバで言うところのウィッチになると思いますが、スペルブーストはないです。リーダーが巨乳なのは共通点。
アリーナ
低コストのカードを使ってコンボを狙うリーダーです。テンションスキルはカードを1枚引いて武術カードを1枚手札に加えるというもの。このスキルでリソースを保ちながらコンボを決めることが出来るリーダーですが、今のところ強い動きがそんなに無いのが残念なところです。シャドバでいう、STD時代の冥府とエンシェントエルフ、リノセウスが居ないエルフと言われています。
前列に対する耐性が強く、このリーダー相手に前列配置は絶対にやってはいけないと言われるほどです。今の環境じゃ滅多に見れないと思いますが、当たったらそれを念頭に置くと良いでしょう。
ククール
回復を得意とし、それに伴う副次効果を狙うリーダーです。テンションスキルは味方すべてを3回復するというもの。シャドバのビショップが近いと思います。それ故コントロール向けのリーダーです。シャドバと違ってDQRは空回復が判定されないため、ククールに対しては不用意に殴らないという選択肢も取る必要があります。ここの立ち回りは復讐システムを持つヴァンパイアに似たところがありそうです。
耐久して、高コストの強力ユニットを出していくのが主流となっています。
このゲームは確定除去が少ないですが、ザキやザラキを用いて確定除去が出来るリーダーにもなっています。
トルネコ
道具カードを使って、ユニットをバフしていくリーダーです。テンションスキルは道具カードを3枚手札に加えるというもの。手札の枚数を参照して効果を発揮するカードがあり、テンションスキルと非常に相性が良い。必殺技である「あらくれ呼び」が強力で6コストテンション3で9点疾走をばらまくことが出来ます。故にミッドレンジ帯が強い印象です。道具カードによるバフでとんでもないスタッツを生み出したり、相手に処理を押し付けるのが得意です。
ミネア
占いというランダム要素を主に使うリーダーです。カードによって占いを確定要素にするものがあるため、幅広く戦うことが出来ます。テンションスキルは自分のデッキから特技カードをサーチしてそのコストを-1にするという強力なもの。盤面に影響しないものの、次の動きに期待できるため事故が比較的に少ないリーダーと言えます。ランダム要素が強いように見えて実は安定して戦えるリーダーです。
「ミレーユ」というカードゲーム屈指の最強レジェンドを持ちます。他にもトップ操作というカードゲームにおいて非常に強力な効果を持つユニットが存在し、常に最適解を出すことが可能となります。
必殺技である「天変地異」を使うと、占いカードの効果①②共に発動するという超必中モードになり、占いカードが全てパワーカードに変わります。これが8コストであるため、占いミネアはコントロール向けのリーダーになっています。
シャドバでは占いや選択というシステムが無いため、移ってきた人には是非おすすめしたいリーダーです。強いとは言ってません。僕は好きですが。
ピサロ
マナ加速して中盤から強力なプレイをするリーダーです。テンションスキルは3/2のピサロナイトを自分の場に出すという強力なもの。シャドバで言うところのドラゴンとネクロマンサーが合体したリーダーです。
いわゆるランプアップをしていくリーダーですが、DQRはまだカードプールが比較的に小さいのでそこまでマナ加速できるというわけではありません。しかし、高コストレジェンドがとにかく物を言わせてるこのゲームでは、加速できれば強いのは間違いありません。今後の成長が期待できるリーダーです。
また「ドルマゲス」等、展開も出来るリーダーであり色々と対応ができそうです。ゾンビユニットを多く持ち、共通ユニットのワイトキングと合わせるデッキも強力です。
逆に展開されても全体除去やデバフを持っているためコントロールにも長けていると言えます。
後列に対して強い特技があるため、対ピサロでは中盤から前列配置にするのがいいと思います。
全体のバランス感
かなりバランスはいいと思います(アリーナ以外)。ただ、共通のレジェンドがめっちゃ強いため見るカード自体は割りと同じようになってしまっています。また、運要素が強いのでシャドバ勢はそこをどう乗り切っていくかが課題です。僕は運要素良いと思ってるので、人の好みに寄ると思います。
バハムートやら全盛期アリスやらのぶっ飛んだカードは無いため、エンタメ感を楽しみたいならシャドバしてて下さい。超越みたいなカードも無いため、コントロール合戦に割りとなりがちです。全体除去や確定除去の数も少なく、盤面で戦うことが多いのも特徴だと思います。
ドラクエ勢でカードゲームをしたことないって人でも楽しめるゲームになっていると思います。この記事ではカードゲーム自体の説明はしませんでしたが、自分でやってみるのが一番だと感じます。チュートリアルもかなり親切ですから、気になってるのならやってみてはいかがでしょうか。
まだ本リリースされて1週間足らずですが、これからやる人の参考になれば幸いでございます。DQRのますますの発展を祈ってこの記事の終わりにしたいと思います。
ここまで見てくださり、ありがとうございました。抜けてる部分あると思うので随時更新していきます。